こんにちは カスクの森 嫁です。
田舎の農家さん家のカーポートやビニールハウスには、立派なコンバインやトラクターなどが鎮座しています。
なんでも新型車の値段が付くとか。様々な自動農機具を揃えると1000万円越えと、とんでもない値段になるそうです。
さて、昨年から新規就農した農夫は、自動農機具は持っていません。
自動農機具といえば、草刈り機2台、ブロワーぐらいでしょうか。道具といえば昔からある農機具のみで作業しています。
昨年から、田んぼを畑に転換させるため、こつこつと様々な準備をしてきました。
地面を実際堀って地層調べたり、ハウスを作る際は、小学生ほどの体重の石を取り除いたり。田んぼでしたから、粘土質の土を土壌改良するための工夫をしてきました。
そして機械に頼らず、植物の力を借りて土壌改良もしてきました。
昨年は、2反の田んぼ全面に、ライ麦を規則正しく播種してライ麦の根で、土を耕してもらいました。
ライ麦が茂った様子を近所のおじさんたちが見に来ては、「これはなんだ。」と珍しがっていました。こんなことをする農家さんはいないんでしょうね。
今年春に、ライ麦を刈った後、畝たてに手が回らず状態の場所が何か所もありました。

この殺人級の猛暑の中では、まったく畝たてはできませんでした。
農夫にどうするか尋ねると、「田んぼだったから畝を立てた場所でも、水はけが悪いし何とかしないといけない。上の畑で緑肥撒いた場所は、大雨でも水がたまらないよね。緑肥でも硬盤層を破砕する効果があるというセスバニアを使うよ。」
セスバニアとは・・・

・マメ科の直根性緑肥。根が1m以上深く入り、2~3mまで草丈が伸びる。
・強力な硬盤破砕と窒素固定能力、耐湿性高いので水田転換畑や重粘土圃場にも有効。
7月今後体験農園の圃場となる場所に、セスバニアの種を播種しました。
そして10月ですが、まだ生育期間が3か月経過と短いのか、背丈は150㎝ほどで止まっています。
農夫の狙い通りに、成長してくれてらいいのですが・・・・

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